2月22日 共振する魂たち~Resona Spiritus at 高円寺HIGH
先週、dip / LOOPUS / PLASTICZOOMSというメンツのイベントが雪で順延になり、わたしをショックのどん底に落とし入れた(バカなので順延情報知らずにHIGHの店先まで行った)わけですが、今回のイベントはそのシリーズギグ。先週の雪辱を晴らしにきたぜ!
原爆オナニーズ
原爆ですよ、原爆。正直、熱心なファンというわけでもなく、思いついた時にライブに行く程度なんですが、何度かみたライブはどれも最高に素晴らしく、期待値を全く裏切らない全力ライブをみせてくれる原爆オナニーズ。今回もまた素晴らしいライブでした。
原爆オナニーズのパンク、ロックンロールはとにかくすごい。一言パンクといってもいろいろあるわけですが、原爆のそれはグイグイと前進し続ける強靱なパンクロック。といってもハードコアな重たい感じではなく、全体的な印象は非常に軽快なロックンロール。そこがすごい。重戦車の疾走!
そしてなによりそのリズム!グルーヴするドラム、ひたすた重心の低いベースの組み合わせは日本屈指の凄さ。そこにガシガシと切り裂んでいくギターと暴発するボーカル。これ以上何もいらない4人の生み出すパンクロック!
原爆をみると、ただPAの技術を駆使して音をでかく重くしても何の意味もないというのがほんとによくわかる。まあとりあえず一度見るべし。そして一緒に踊りまくろう!
アレルギー
アレルギーはさらに熱心なファンではない、、、どころか多分まともに聴いたことがないかも、というレベル。いやお恥ずかしい。
そのアレルギー、いわゆるゴシックパンク、サイケデリック、ダンスミュージックなどさまざまな要素が組み合わさった音で、特にリズムの変化が非常におもしろい。グラウンドビートや変拍子など、とにかくリズムがめまぐるしく変化していって、それを追っていくだけでもすごく楽しい。
そして宙也。あのガリガリ感はあの年なら「ご病気ですか?」といわれても仕方ないレベル(失礼)。これまたかっこいい美学の持ち主という感じ。
正直、どの曲がどう、ってのも全然わからない初心者レベルでしたが、空間を支配するその空気感と上記にあげたリズムのおもしろさ、そして内藤幸也のギターといろいろ楽しめた。
そしてアンコールラストはTAYLOWをゲストに迎えてのザ・スターリンの「解剖室」
いやあ、今回のライブ。ちょっとどうするか(行くか行かないか)迷ってたんだけど、行って良かった!