akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

11月2日 4限に君とまちあわせ at 早稲田大学戸山キャンパス記念会堂


 さて、岡村靖幸である。で、岡村靖幸に過剰な思い入れがあるかというと全然ない(笑)。それはまあ人並みには聴いてきたとは思うけど、ライブに足繁く通うとかすり切れるくらい音源聴くとかそういうことは一切やってない。というより、わたしにとって岡村靖幸といえば渡辺美里のコンポーザーであり、いつだかテレビで見たイベントで尾崎豊と2人で超ハイテンションではしゃいでいた人(今思えばまあそういうことだ、多分広島の平和コンサートのはずなのに)である。
 まあでも、今回気になってた清竜人25とのツーマンライブ。しかも学祭イベントである。正直、今の岡村靖幸ってどうなのよ?という下世話な興味は非常にあるし、アイドル路線を行こうとしてるらしき清竜人25も気になるし、こらもう行くしかないでしょう。
 で、早稲田に行きましたよ。まあ別に最前で見たい!とかいう欲求もないし、てな感じで開演過ぎて着いたんですが、会場前が閑散としてる。ああもう入場済みか、と思うと数十人の行列はあってスタッフが誘導してる。ん?これだけ?とか思ってると、わたしの持ってるチケットと違う席種のチケットを案内してる。が、わたしの持ってるチケットの席種の列はどこにもねえ(笑)。向こうはA番、わたしのはB番なのでどう考えても先に入場したとは思えない。
 しょうがないのでスタッフにきくとあっちに並べといわれてそっちの方に行ってみると列なんざどこにもない(笑)。しょうがないのでもう一度きいてみると、A番と同じとこに整列してくれといわれて引き返す。さすが学祭グダグダだ(笑)。
 それにしても入場列人少ないなあ、と思ってたら、一般チケットの前に学生チケット(学内で購入できるやつ)の人が先に入場してたらしく、場内半分以上埋まってた。ならもう残りはだらだらいれてもよかったのに。だいたい、整列させてたけど整理番号じゃなくて整列順だったし。
 まあ、そんなことはどうでもいい。では最初の出演は清竜人25でございます。


清竜人25

 清竜人のアイドルプロジェクト。オーディションにより選ばれた6人の女性メンバー(清竜人の妻という設定)と清竜人による7人編成のユニット。正直、清竜人とバックダンサー兼バックコーラス的な感じかと思ってたら、6人の女性メンバーもがっつり歌ってました。そういう意味では男性もいるアイドルグループ的な立ち位置(青SHUN学園的な)と言ってもいいのかもしれない。
 シアトリカルな曲から岡村ちゃんを想起させるファンクな曲まで曲調はバラエティに富んでおり、どれもハイクオリティ。
 がしかし、その曲の完成度の高さというか、ある意味コンセプチュアルな曲、そして清竜人のシアトリカルなパフォーマンスと、かなり素人くさい(いわゆるとアイドル的な)6人の女性メンバーのパフォーマンスの食い合わせが悪すぎるような、、、。
 清竜人の曲やパフォーマンスって、非常に究極的というか完成された美を感じさせるんだけど、それを未完成であることが一つの特徴といっていいアイドルがパフォーマンスすることでなんかこう凄い居心地の悪い(言葉通り悪い意味で)状態に陥っている気がする。なんかこう仮想的な美がリアリティによって無残な姿をさらしてる的な。
 まあ、逆にいうと、こういう展開(構築美とアイドルのコラボ)をやりたいのかもしれないけど、やっぱ、堀江由衣のような完璧主義者と組まないとこの手のコンセプトの凄みを十分に発揮することはできないんじゃないかなあ。

 

岡村靖幸

 いやあ〜すげえわ。もう圧倒的なパフォーマンスとオーラ。パフォーマーとしての格が違う。
 まず、こちらはホーンセクション含むフルバンドということもあって音の厚みが全然違う。しかし、それをものともしない岡村靖幸のボーカル。演奏に完全に打ち勝ってるというか、岡村靖幸が演奏を従えて華麗に舞っている状態。もう完全に独壇場。
 そして、そのボーカルのアツいこと(笑)。迫力だけじゃなく色気も兼ね備えた素晴らしさ。2人のダンサーを引き連れてのダンスもなかなかに魅せてくれる。さらに早稲田ベイビーを連呼するなど客を煽るパフォーマンスも極上。この年でこれだけのことができるかね!すごすぎだろ。
 多分今でもパフォーマーとして日本トップクラス。凄すぎ。
 ちなみにアンコールは多分時間切れで取りやめ。しかし、皆が帰ろうとしたときに一人で出てきてキーボード弾きながら即興歌唱、いやいや最後まで魅せてくれます(笑)。


愛はおしゃれじゃない
ビバナミダ
カルアミルク
いじわる
ア・チ・チ・チ
聖書
SUPER GIRL
あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
だいすき
アンコール(ピアノ弾き語り即興)