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akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

12月13日 キャタライザー02 at 桜台pool


 さてさて血と雫でございます。相変わらずライブにあまり行けていない血と雫なんですが、今回ノイズ系ミュージシャンというかある種伝説的なアーティストと共演するということで、これは行かねば!と桜台という普段全く縁のない街に出かけてまいりました。
 てなわけで今回の会場は桜台pool。初めて来たんですが、ライブハウスというよりもイベントスペースで、地下1F,2Fをぶち抜いたコンクリート打ちっ放しの空間は、なんといいますか、いかにも!感が強すぎてちょっと鼻につかないでもない素敵な箱(笑)。とりあえずワクワク感は否が応でも高まる親切設計。


Mne-mic
 「1998年、C.C.C.C.解散後の日野繭子とパフォーマンスアーティスト大西蘭子(ex.天井桟敷、舞塾)により結成された世界で初めての女性ノイズプロジェクト」で、当然初見。ふらっと出てきてエフェクターをいじり始める日野繭子がめっちゃかっこええ。シールドの途中に薄い鉄板を介し、それを振動させることで音に変化をつけたり、テルミン的電波干渉などのエフェクトパフォーマンスというかハッタリ感も満載でいい感じ。
  ボイスパフォーマンスを担当する大西蘭子もなかなかの雰囲気(最初男性かと思った)。ただ、エフェクターを介してるせいなのかミックスのせいなのかノイズサウンドに対してボイスの音量が小さくうまく両者が対峙していない感じが少し残念。つうか音少し小さかったかも。


血と雫
 今回の会場は純粋なライブハウスではないせいか、ドラムはバスドラとスネアにマイクがセッティングされただけの簡素なもので、ある意味生のバンドサウンドを聴いている感じでこれはこれでおもしろい。
 そして、血と雫というとアヴァンギャルドというかプログレッシブ的な音楽を想像していまいがちなんですが、こういう音で聴くと、意外?にもブルース要素が強いなあ、と感じた。当然その要因は山際氏のギターにあって、以前割礼を見た時にも感じたんですけど、山際氏のギターって非常に60年代のブルースロック的で、今回のライブではその要素が色濃く表に出ており、これはこれで非常におもしろい。というかこういうサウンドで歌う森川氏ってのがおもしろいというべきか(笑)。
 そして、森川氏「物販やってます。一人5枚くらい買ってくれると嬉しいです」的なMCがあってこういうことも言うんですねえ(笑)。


儡忠
 鉄男の音楽などを担当した経歴を持つ石川忠、カイライバンチの清水郁雄(Bass)の2人によるユニット。これまた名前のみで見たことのないユニットなんですが、これがなんというかすごいことに(笑)。
 まずセッティング、それまで会場の隅に置いてあったガジェットは当然自作楽器であることは一目瞭然だったんですが、それがステージに所狭しと並べられていくのを見守るワクワク感つうか高揚感は久しぶりに味わう感覚。
 鉄板、ホイール、コイル、グラインダー、10個ほどのホーン、自作スピーカー式エフェクト発生装置などなど、もうギミック感あふれる自作マシンをみてるだけですげえライブになることは保証されたも同然なんですが、まずは自作スピーカーから流れてくるドローン的なエフェクトノイズと断続的に発せられるメタルパーカッション音がまずは雰囲気というか会場の土壌作りを行った後、清水氏がベースを手に弾き始めるとベース音というより非常に重たい打音が会場に響き渡る。この辺から一気に爆発しありとあらゆるマシンから音が鳴り響きまさに混沌とした音世界。
 とはいっても単なるガチャガチャとしたメタリックなノイズというわけではなく、非常に音楽的というか明らかにリズムやメロディが芯に存在する音楽パフォーマンスで、そこが一つの特徴かもしれない。
 音的にはベースの5弦目と連動していると思われる10連(くらいの)ホーンの音のでかさとか、ガス爆発音とか出オチじゃないけどいかにもな音が素晴らしかった。
 いやあ、これはしかし凄かった(笑)。久々にこの手のこけおどしというかハッタリ感あふれる素晴らしいパフォーマンスをみた満足感でお腹一杯(笑)。