2月1日 Girls Storm FESTIVAL“×Glad 5th Anniversary at 渋谷Glad
このイベントに行く前の日にとある地下アイドルの2マンライブに行ったんですが、そこで、いわゆる古参的な雰囲気の客同士が会話しておりまして、
「明日渋谷でイベントあるんだけどさ、女子流Gladでやるらしいよ」
「マジか、あんな狭いとこでやって大丈夫なのかよ」
「無茶するよなあ」
ということで、このムチャしてるイベントに行ってまいりました。このイベント、長丁場でかなりたくさんアイドルが出るって所に魅かれたわけですが、もちろん、東京女子流のアイドル決別宣言により、今後見られないであろうこの規模のハコでのアイドルとしてのライブを最後に体験してみたい、という気持ちも、もちろんありました。
れなわけで、みたアイドルの方々の感想を。
川越Clear's
お掃除ユニットとかまあそういうには置いといて、元気系グループで案外好き。ただ、新曲はちょっと微妙かなあ。
月と太陽
ハードなコア曲とアイドル然としたポップ曲が入り混じってて楽しい。で、ここはけっこう客がうるさい(笑)。
Peach sugar snow
全編キュートというよりもシリアスめなウィスパーボイス(エフェクトかけてる)で押し通すのが特色のグループ。確かにあの年齢(小・中学生?でこのやり方はなかなかに破壊力がある(笑)。
ただ、この分野、アニソン界には小倉唯をはじめとして魑魅魍魎がうじゃうじゃいるんだよなあ(笑)。
アイリス
仙台のアイドル。軽めのEDM系で曲がいい。前に見たときはあんまりピンとこなかったんだけど、今回はすごく良かった。ウキウキする感じがいい。
barbee
特になんということもないグループだったんですが(失礼)、ラストにまさかのガールズビーアンビシャス(オリジナルは戸松遥)のカバー。ヲタ芸も入りまくりできちんとアイドル曲してた。いやあ、戸松遥の曲って、ほんとアイドルマナーに則ってるなあ。
赤マルダッシュ
厄介なファンばかりが取り沙汰されててちょいとかわいそうなグループですが、今日は客がおとなしめ。運営頑張ったか?(笑)。ただ、そうなるとなんとなく物足りない気がするのはどうしてなのかね(笑)。やっぱポップでワイワイな曲はそれなりに会場が爆発しないと面白くないんだろうなあ。そのさじ加減が難しいんだろうけど。
シブヤDOMINION
ポップなのに押しが強くて意外に面白い。
ミラクルマーチ
ガンガン盛り上がるテーマ曲最高!ただ、他の曲はちょっとオシャレ路線で大人しめだった。
吉田凛音
北海道出身。いろんなとこで話題を振りまいておりますが、容姿に似合わず?かなりの毒舌っつうか、MCがぞんざいな感じで面白い。近所の物怖じしない小学という感じ。
TPD DASH!!!
新生TPDのさらなる派生ユニットという位置付けなのか?メンバーがかなり若かったから候補生とかがここに所属する感じなのかね。わかっちゃいるが、昔の曲をやられるとアガるなあ。で、おっさん連中騒ぎすぎ(笑)。そんなに若い方がいいですかそうです
アリスインアリス
曲中に芝居が入るのが最大の特徴で、ぶっちゃけ盛り上がる部分で寸劇入るのでアイドルソング的な盛り上がりが一切ない。うーん、悪くはないと思うんだけどイベント向きではないなあ。単独の方が合ってると思う。
FYT
FYTがやる前あたりから、女子流目当てのファンが最前列に陣取り始めてたんですが、まあ各ファンも入れ替わるんであまり大きな騒ぎにはならず。ところがこのFTYのファン共、始まる直前に急に現れたかと思うと、最前にずっと陣取ってる女子流ファンを全く意に介さず、周囲のファンにぶつかりまくりの暴れまくり。いやあ、清々しいほどに他のファンを気にしてない(笑)。これはこれですげえわ(笑)。今日のぶっちぎり厄介大賞(笑)。
で、FYT、やはり曲はいいね。好みの娘がいるのもポイント高し(笑)。
小桃音まい
女子流の前というなかなか難しい位置ながらさすがの貫禄。というか、めっちゃ客入ってる。曲もポップでこれまた素晴らしい。なんだかんだで結構見てるよなあ。
東京女子流
冒頭の2マンライブでの客同士の会話の続き。
「つうか女子流ってアイドルやめてアーティストになるとか言ってなかった?」
「そうそう」
「アーティストとか言っといてイベントには出るのかよ。なんだそれ」
さて、例の脱アイドル宣言、それなりに反響があったのかどうなのか、とにかく東京女子流がアイドルイベントに出るのもあとわずか、で比較的狭いGladとなればこらもう入場規制必至、と思って、イベントスタート時からGladに居座ってたわたくしでしたが、、、客少な!
前の小桃音まいが終了するとそのファン達が出てくのはまあ当然として、普通ならそれと入れ替わりに女子流のファンが流れ込んでくるはずなんですが、あんまり来ない。正直なところ、FYT、小桃音まいの時に比べて明らかに客が減って、完全に地下アイドルイベント状態。
うーん、これは一体。激混みだろうってことで皆が遠慮したのか、今回のイベントの出演者陣が基本的にオラオラ系の地下アイドルなため、客層が完全に女子流と違っていたのか(確かに女子流は隣でやってた@JAM向きではある)、それとも例の宣言でアイドルファンにそっぽ向かれちゃったのか、理由はどうあれ、なんか拍子抜けな客入りだったことは確か。
がまあそれはおいといて、肝心のパフォーマンスですが、もう完全にダンスミュージック。これはまあそっちのフィールドで勝負したいって気持ちは分かる。というか、今のうりゃおい系のアイドルシーンではちょいと浮いた存在になりつつある、ということなのかも。で、個人的にもちょい苦手な分野(笑)。
デスラビッツ
戦闘服というかダースベイダー然とした格好のおっさん?を含むグループ。最近の一大潮流とも言えるエモコア系のハードな曲調なんですが、ここの特徴はファン。普通、この手の曲をやるアイドルの場合、客はモッシュしたりリフトしたり2ステップ踏んだりといわゆるロックファン的な感じなんですが、ここのファンはほぼみんなが振りコピ。ハードな曲にあわせていかつい兄ちゃんも普通なお姉ちゃんも含めてみんなが振りコピってのはなかなかに壮観つうか妙におもしろい。
ラブアンドロイド
ずっと見たかった人達で、期待に違わぬおもしろさ。基本的にデンパ系というかエレクトロポップなノリでテンポもはやくて気持ちいい。まあ個人的にこの手の曲調が大好きってことなんだけど。
小桃音まい
本日二度目、さすがの貫禄。つうか持ち歌多いとこういう時強いよなあ。とにかく安定感抜群です。
妄想キャリブレーション
さて妄キャリ。正直かなり好きです。そのファンも含めて(笑)。とにかく曲がポップ!狂騒的なノリのみを抽出したような曲とパフォーマンスは見てて楽しい。一応青春的なノリも混ぜてはいますが個人的にはそこはあんまり(笑)。
そして客、なんか場所によって変化はあるんですが、基本的にヲタ芸ノリ全開の現場である意味壮観。いやほんと楽しい現場です(笑)。
東京女子流
再び女子流。下世話にもまたまた客の話になりますが、正直寂しい入り。いやあ、これはどうなのかね。ほんと今回のイベントの客層と完全に乖離してるといっていいのかも。まあ確かに妄キャリ(満員近かった)のファンが女子流に興味あるとは思えないもんなあ。
そして女子流。「今回のイベントは縁のあるGladの5周年と言うことで懐かしい曲もやります」という発言で、確かに昔の曲もたくさんやったんですが、結局おんなじ気持ちはやらずじまい。わたし、あの曲大好きなのに、、、。
ということで盛りだくさんイベント。初見のアイドルも多く、いろいろ考えさせられることもありましたが(笑)、非常に楽しかった。