akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

2月19日 清竜人ハーレム♡フェスタ2015 Vol.3 @渋谷TSUTAYA O-EAST

清竜人25をメインアクトとするイベント、前回のイベントがよかったのでまたもや行ってまいりました。

ミス・モノクローム

 わずかな期待はありましたが当然堀江由衣の登場はなし(笑)。というわけで純然たるミス・モノクロームのライブ。とはいっても初音ミク同様のCGマッピングで姿が映し出されオケが流れるスタイル。まあこれについてはいろいろ思う所もありますが、バックがオケで基本口パクのアイドルと同様といえばそのとおりか(笑)。
 で、ミス・モノクローム、曲がいい。ほどよいエレクトロポップが心地よく素晴らしい。ただ、おっさんが鼻くそほじりながら考えたようなMCの中身は「これはこれでアリ」ですましてはイカンのではないか、という気がする。正直つまらないよ、あれ。

桃井はるこ

 初生桃井。相当期待してたわけですが、その期待には十分応えてくれたかも。ただ、正直聴きたい曲は1曲も聴けず(笑)。まあロウきゅーぶ!の曲は聴けたしよしとしよう。あと、年季の入った桃井のファンもおもしろかったけれど、これまたもっとすごいと思ってたので少し拍子抜け。まあそれでもあの雰囲気の中でしっかりコールいれる感覚はさすがの一言なんですが。
 まあでも全体的に多少閉じてるのは確か。新規客を取り込もうという積極的な意思はなさそうにみえるし、目線は明らかにファンに向いてる雰囲気。ただ残念なのはそれが行き着くとこまで行ってないこと。
 新規完全度外視でファンしか相手にしてないのであれなもう少し異質な雰囲気が醸し出されもっとおもしろくなったと思うんだけど、そこはベテランの性というか社交辞令的な部分だけは残ってて、門戸は開いてないけど来る人は歓迎しますよ的な感じが個人的にじれったい気はした。

清竜人25

 相変わらずキレキレの曲と狂騒的アレンジ、清竜人と夫人達のパフォーマンスも素晴らしい。ノリのいい客も含めて非常に多幸感にあふれる現場でこれは楽しい。

  ただ、ライブトータルでみるとなんつうか点と点が繋がらないというか、曲間にいちいちMCが挟み込まれたり、清竜人が舞台裏に引っ込んだりするせいもあって流れがない。
 ライブって例えば静かに始まったものの曲が進むにつれて徐々に暖まっていきラストに大爆発!とかまあ他にもいろいろあるにせよ、全体としてのストーリーがあって大きなカタルシスを感じられると思うんだけど、これでは1曲限定のライブを何回もみせられてる感じで、高揚感がほとんどなく、せっかくのパフォーマンスがかなり減殺されてる。
 なんだろうね、清竜人にライブパフォーマーとしての資質がないわけでもないんだろうけど、どうも妙な感じ。

 というわけで、各アーティストとも個々に見所っつうか素晴らしいところはいくつもあったものの、全体的にイベントとしての一体感つうかトータルとしての色が全然なくなんとも淡泊で、微妙に消化不良気味のライブだった。