akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

3月7日 JAPAN'S NEXT vol.7@代官山UNIT

 最近すっかりアイドルと昔のバンド(というと失礼か、バリバリ現役な人が多いから)ばかりを観にいってる気もするので、たまには若手のバンドでも観よう!と思ったわけでもないんですが、好きなバンドも出るこのイベントに行ってまいりました。
 このイベント、言わずと知れたロッキンオンの主催で、まあロッキンオンの話を始めると長くなる世代なので(笑)、そこはすっとばして早速。もうかなり前のライブなので順番はこのとおりじゃなかったかも。

Rhythmic Toy World

 性急なリズムに切れのいいメロディでぐんぐん引っ張っていくバンド。いかにも若手な感じで2ステップ全盛期の今にぴったりという感じ。全体的にユーモラスな雰囲気があってよかった。

Drop’s

 久々にみたDrop’s。相変わらずキュートではあるんですが、昔よりも貫禄が増し本格的な雰囲気が出てきた。個人的にはあまり好きな方向性ではないですが、この若さでこれだけストレートなブルースロックができるのはやはりすごい。アレンジなどにやや型にはまったところもみられるので、そこは今後の課題かも。

THE BOYS&GIRLS

 北海道のバンド。最近、青春パンクもかくやというかなりストレートでセンシティブなタイプのロックンロールバンドが流行ってますが、この人達もその中のひとつといえそう。とにかく熱いです(笑)。演奏もそうなんですが、ボーカルの人のアジテーションがとにかく熱い、というか青春しまくり。それが暑苦しくならないのは合間合間にMCを行うドラムの人のキャラクター(マキモンタイプの変なキャラ)によるところが大きいかもしれない。
 個人的に暑苦しい青春系はそこまで好みではないんですが、なんだかんだで曲がストレートなロックンロールで単純にかっこいい。

SAKANAMON

 このイベント、若手の登竜門的イベントであるにもかかわらず、今回で3回目の登場というのがウリ?のバンド。つうか始終それをネタにしてました(他のバンドも)。
 タイプとしてはこれまた最近の一つの潮流であるアルペジオ的なリフを主体に非常にポップなメロがのるタイプ。この辺のバンドってボーカルがのらないと昔のフュージョンみたいだよね。まあボーカル乗るから全然違うわけですが。
 しかし、パフォーマンスはすでに貫禄十分にもみえる。客の乗せ方もグルーヴも堂に入ったもので、もう出る必要ないんでは?という気がするけど売れてないってことなのか?

空想委員会

 音源はけっこう聴いたことあって、かなり好みなので一度観てみたかったバンド。青春萌え系イラストを用いたCDジャケットなど、文化系バンドだとばかり思ってたんですが、実際のパフォーマンスはかなりアツくてけっこう力で持ってくタイプだった。
 このバンドもSAKANAMONと同様テクニック系ポップバンドなんですが、よりポップというか甘酸っぱさがある。しかし、最近のバンドはメロディいいし演奏も上手くてすごいよなあ。
 ということで進行もスムーズなイベントで各バンドの演奏にも気合い入っており、なかなかいいイベントだった。しかし客が若い(笑)。まあおっさんもかなりいましたが。