akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

4月11日 感乱射 at 高円寺showboat

 この日はいろいろとライブイベントがあってどれに行くか正直かなり迷った!同じ高円寺で行われたdipとdummy-xDが出るやつとか相当迷いましたが、まあ原爆だろ!ってことで行ってきました。

スキマノザラシ

 けっこうベテランな様相。名前は聞いたことなるけど観るのは初めて。いわゆるルーズなストリート系R&Rバンドで、なんつうかこのタイプは久しぶりにみた気がする。個人的にはギターがルーズすぎてちょっと今の気分にはあってない感じ。しかし、この手のバンドは曲の途中に語りつうかフリーフォームな間をいれてくるんだろうか?あれちょっと退屈なんだよね(笑)。

MOSQUITO SPIRAL

 BAKI、KASUGA(元POGO)、穴井仁吉、KYO(元MAD3)というスーパーバンド(笑)。元々ダムドのカバー企画で始まったバンドのようですが、今は普通に活動してる様子。このバンドもまたロックンロールバンドですが、きらびやかな印象もややあって硬派一辺倒って感じではない。まあそれより何しろベースが穴井さんですよ。相変わらずベースがブンブンいってて素晴らしい。
 ただ、やはりちょっと大人の貫禄的バンドの雰囲気もあって切迫感に欠けるのと曲がやや単調(つうか全部同じ感じ)なのが残念。まあ仕方ないんだろうね、実際大人だし。

the 原爆オナニーズ

 まあ、大人になれば風格も増して貫禄も出て堂々たる大人のロックをやるというのが普通のラインなんだと思いますが、そんな普通でどうするよ!というわけで原爆でございます。この前某飲み屋で最近の原爆の映像出したら「今もこんな感じなんだ!」と少し驚かれましたが、今もこんなだよ!つうか個人的な感覚では一時期よりも迫力的には増してる感すらあるよ!
 ぶっちゃけ、全部パンクロック。全部同じ(笑)。でもいいんです。つうかそれがいいんです。
 原爆の素晴らしさはその一体感。全ての音がザクザクと塊となってドカンとぶっ飛んでくる爽快感。90年代〜00年代コアシーンの魅力の一つにスポーツライクな疾走感があったと思うんですが、その系統と同種でありつつもロックンロール〜パンクロックのドライブ感も併せ持つ素晴らしさ。
 余談になりますが、原爆も新曲の場合この一体感は少し薄くて各パートが少しばたつく感がある。ということはやはり原爆だから何でもパンクロックになるっつうわけでじゃなく、真摯にやり続けるってことの凄さがきちんと形になってるんだなってのを今回実感した。やっぱスゲえわ。

 

ということで、秋には原爆、奇形児、非常階段という素敵なメンツによるイベントもあるようで今から楽しみ。