7月18日 Beat Happening!SHIBUYA R&R CIRCUS! at 渋谷LUSH
最近、あっこゴリラを少し追っかけてるわけですが、とにかく節奏のない人なのでいろんなイベントに出まくっており、今回もその一つ。ただ今回はかなり魅力的なメンツが揃っており、これは楽しみ。
The Rouges
ガレージロックンロールバンド。ドラムとベースが女性でギターが男性なんだけど、ボーカルは主に女性2人がとっております。もともとCDは聴いてたんですが、それがすごくよくてようやくライブをみれた。実際のライブは正直演奏的にはアレですが、とにかく勢いがあって、さらにハッピーなオーラを感じさせるところが素晴らしい。ガールズコーラス系ポップな要素も豊富でゴリゴリというよりキュートなところがいい。
suicides
福岡のバンドで女性4人組。相当若い。多分、トリのTHE VOTTONESと一緒に来たと思われます。オールドなパンクロックのカバー(多分。歌詞が違ってるのでメロディを拝借した博多方式かも)を2分程度に編曲してひたすらやり続けるというスタイル。演奏含めて完全に学園祭バンドなんですが、当然なんの問題もなし。もう少し愛嬌あるといいと思うけどまあパンクだから仕方ないか。
tomodati
DTM系というかボーカルもとるDJスタイル。ノイズ的なサウンドリミックスとか面白いところもあるんだけど、ちょっと弛緩してるというか、ダイナミズム欲しいかも。ただ、大げさなDJパフォーマンスはキモさもあってなかなか面白いというか何かを残そうとする感じは見てていい感じ。
あっこゴリラ
今日もアウェイ、、、というかこの人ホームどこだよ!
とはいえ、sundaysとは以前共演したこともあるし、完全アウェイという感じでもなく、意識高い系の客も少ない現場なのもあってか、今日は相当にノッテおりました。しかし、ラップ相当うまくなってるな。今日は歌詞も聞き取りやすく、非常にいいライブ。途中トラックがバグるハプニングもスイスイと乗り越え、これは今後相当すげえことになるんじゃねえの?という期待しかないパフォーマンス。8月8日のライムベリー主催ライブに行けないのがメチャクチャ悔やまれます。
ズズザザズ
なーんか見たことあるような気もする人たちなんですがまあそれはともかく。アコーディオン、ベース、ドラムのトリオ構成で、ドラムが女装してたりとどう見ての只者ではない雰囲気。その期待どおり、かなりフリーフォームかつ爆音なスタイルでセックスだの何だのをひたすらハイテンションにぶちかます。やや水中、それは苦しいに似てる面もなくはないけど、ドラマティックな曲もあったりと、どちらかというと青春的な雰囲気が強く、そこが結構心地よい。
SUNDAYS
すげえ久しぶりに見た。ベース変わったのね。ハードなリズム隊をベースにキュートなボーカルでロックンロールナンバーを繰り出すスタイルは相変わらずですが、以前と比べるとややハードさの方が勝ってきた印象もある。ボーカルのふーちゃんが特にその印象。この辺は好き嫌いあると思いますが、個人的にはもう少し軽いノリでもいいかなあ。
しかし、SUNDAYS、一時期はQUEでワンマンやって盛況だったりで順風満帆に見えたけど、現状はやや足踏み状態にある気もする。世の中うまくいかないもんですねえ。
THE VOTTONES
福岡のバンド。どストレートなクソッタレ不良ガレージ系パンクロックで、とにかく気合い入ってます。そしてこのタイプのパンクロックバンドの常として、やや青春的というかセンチメンタルなメロディもあったりしてかなり楽しい。がしかし、それよりなによりベースやキーボードの人の外見的インパクトが強すぎる(笑)。ラストはキーボードのおっさんが裸になってくんずほぐれつで終了。