akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

10月31日 秋のKOTO祭 in 渋フェス at 渋谷Glad

10月31日 秋のKOTO祭  in 渋フェス

 

 この日は夕方から別のライブの前売券を購入済みで、今回のイベントに行くつもりはなかった。しかし、ここでふと我に返る。「あれ?そういや10月って1回しかアイドルイベント行ってなくね?」と。

 いかんいかん、これはいかん。10月最後の日くらいアイドル見に行かなくちゃ!

 

篠原ゆり

 篠原ゆりって何回か観たことあるんだけど、実はあんまり印象に残ってない。そもそもソロアイドルって似たり寄ったりの部分もあったりして印象に残りにくい気もする。

 しかし、この日の篠原ゆりはよかった。愛嬌のある容姿、非常にポップでキャッチーな曲、颯爽としたパフォーマンス、正統派アイドルというか元気系ポップアイドルとして申し分のない形で、これはまた観たいと思わせる感じ。なんで今まで印象に残ってなかったんだろう。

 

天川宇宙

 この日は血まみれナースコス。まあ定番ですね(笑)。気のせいでなければ、この日のGladは全体的に音がややデカめで、そのせいもあって普段ならフワフワソング的な天川宇宙の曲もかなりエレクトロな雰囲気で衣装とも相まってそこが新鮮だった。つか、わたし天川宇宙の新衣装観てないな、そもそも。

 ま、それよりもだ、以前のソロアイドル3人集合イベントでやった(そしてわたしは行けなかった)Os-宇宙人のカバーを披露!おお!これ聞きたかったんだよなあ。まあ正直なんてことないカバーではありましたが、ニコニコしながら歌う天川宇宙を観れるだけで幸せなのかもしれない。

 

Malcolm Mask McLaren

 前に一度みて非常に気に入ったグループですが、気に入った気に入った良いながら観るのは今回で2回目という体たらく。で、ようやく観れたこの日のライブもまた安い!いやもう失礼なのは十分承知で言わせてもらうけど、今時ここまでシンプルなパンクロックを普通に女のコが歌うというスタイル自体、希少価値高すぎる。誰もが「それはさすがにあんまりでは、、、」と尻込みするであろうコンセプトを堂々と押し通すスタイル、もう全力で応援する以外何ができようか。

 この日は個人的に初めて聞く曲もあったんですが、これがまた90年代メロディックパンクをそのまま持ってきましたみたいな曲でやっぱり素晴らしい(笑)。

 でも、シンプルっていいよね。ひねりがないとか面白みがないとか偉そうに言うことはできるけど、シンプルなメロディとシンプルな歌詞をシンプルに女のコに歌われるとやっぱシンプルに感動できる瞬間が確かに存在するもの。

 この日のライブを見る限り、9月末に結成され10月に入ってアホみたいにイベントに出演してる割にまだ強ヲタがついた気配がなく今が大チャンスのグループと言っておきます(笑)。

 

絵恋

 名前だけはよく見かけてたんですが見たのは初めて。出るイベントとかそういう所から、秋葉原あたりを拠点としたいわゆる普通のソロアイドルだとばかり思ってたんですが、確かに秋葉原っぽいのはそのとおりなんだけど、ただの秋葉原じゃなくてデンパ!な方面の(しかも相当ヒドい辺境の)秋葉原でした。

 いやもうバッキバキのデンパメロに、表情だけでなく血も凍るようなヒドい歌詞、人間性を疑われかねないファンのコールやMIXなどなど、全てのタガが外れてきしみまくりながら驀進しており「オレはいま本物の地下アイドルを観てる!」という最大級の快感を味わえる極上の一時が味わえた。すげえな!

 

2&

 いきなりメチャクチャエモい唄が始まり、「あれ?こんな人だったっけ?」とか思っていたら、ずっとそのエモさが持続しつつ、いつものなんかちょっぴり変なダンスや前転バク転などのアクロバティックなパフォーマンスがそのうち飛び出し、「ああ、やっぱこの人だ」と思ったんですけど、それでもいついもよりもエモくみえてなんだか新鮮だった。

 

偶想DROP

 この日はチェックシャツにジーパン、ベルト、メガネという古き良きヲタクコスプレ。このコスプレ、街中でも何組がしてるのを見かけたんだけど、なんか流行ってたりするんでしょうか?

 まあコスプレをともかくパフォーマンスはいつものとおり。ややポップ寄りのパフォーマンスだったかな?という気もするけど、イベント的には合ってた感じ(モッシュやリフトは当然発生してましたが)。ただ、所々にヲタ芸(のまね事)を挟んでて、特に「世界で一番君が好き」の口上を手に書かれたカンペをみつつ披露したあたりはなんだかフワフワしてて面白かった。

 

じゅじゅ

 ハロウィーンコスプレってことで血塗られたシルバードレス。衣装だけみるとそこはかとないビッチ感、、、じゃなくて夜のおねえさん感が。もう可愛いというよりキレイな感じですねえ。

 新曲、初めて聞いたんですがなかなかいい感じ。ちょっとゆったりとしたポップソングもあってバリエーション増えた感じはする。これからどこまで伸びるのかなあ、もっと上行ってほしい。

 

Qamすごい前に何度かみたことあると思うんだけど全然覚えてない。5人組(この日は一人休み)で、渋谷系っぽいシティソウルミュージックをベースにした音楽で、個人的にかなり好きな部類。ただ、この日は多分ハロウィーンのゾンビ(死体)?コスという衣装にあわせて気怠げな雰囲気でやるというコンセプトだったのか、どうもその辺の感じとパフォーマンスが一致してなくてちょっと変な感じになってた気はする。

 

上月せれな

 もうファンと名乗ってはいけないんじゃないか?というくらい観る頻度が下がった上月せれな。いやほんと観たいとは思ってるんですがなんつうか他に観たことないイベント(今だとヴィジュアル系なんだけどさ)を優先してしまうという体たらく。

 まあ、そんなことをいつまでも反省していても仕方ない。上月せれなの出番だ!前座の時間は終わりだぜ!

 とまあ、なんで興奮しているかと申しますと、この日の上月せれな、魔女の宅急便のキキのコスプレで登場したわけですが(この日、渋谷の至る所にキキがいた、増殖しすぎだ)、これがまあなんというかメチャクチャ可愛い!出てきた瞬間あまりの衝撃に何が起こったかと思いましたよ!なんだよこれ!こんなことがあっていいの、、、。つうかやっぱ普段の衣装は少しゴテゴテしすぎなんだよ。これくらいシンプルな方が絶対可愛いと思うんだけどなあ、、、。

 しかもこの日は持ち時間が長く、最近なかなか聴けなかったハイテンションガールが聴けたりと最高の一時。こういうのあるからサボっちゃいけない、って経験としては知ってるハズなのにね、、、。人生上手くいかないもんだ、、、ってこの日は上手くいったから別にいいのか!

 

 ということで、ここで次の現場に向かうために退出。この後に出演するアイドル達も魅力的な人達ばかりでしたが、まあ仕方ない。それにしてもいいイベントだった。