極私的2015年ベストソング
ベストアルバムに続きまして、今度はベストソング。アルバムよりもシングル主体に聴いていることもあって、ベストソングの方はアルバムとはかなり色合いが違う感じになってます。
なお、本来アイドルソングがもう少し入ってきてもいいんですが、実はライブに行ってもCDを買わないことが多くて(物販に並ぶのが億劫というごく消極的な理由)、曲は知ってていいなあ、と思っていても音源ないんで入れてない、ってなヤツが相当数あります(笑)。申し訳ない。
では順不同で(ほぼアーティストの50音順ですけど)。
PERFECT DAY/グルーヴァーズ
順不同とはいうものの、ベストソングはこれ。この軽やかなグルーヴとしびれるくらいにかっこいいバンドサウンド!最高のロックンロール。2015年、これ以上の何があるというのかね。
be my boy/BILLIE IDLE
元BiS組の中では最も非アイドル的な活動(というよりえらいのんびりしたペースで)しているBILLIE IDLE。正直、アルバム全体のデキはちょい微妙なんですが、このほのかなグラムポップ感を漂わせたこの曲はけっこう好き。
MOTHER/The Birthday
まあ、The Birthdayならなんでもよかった、というかそうそう大きな違いはないわけですが(笑)、とりあえずこれ。理想的ロックンロールというか、夜の帳に住む者たちのためのロックですね。とにかくグイグイと突き進むグルーヴが素晴らしい。
キルミスター/Boris
なんというか反則だろこれ(笑)。これをアニメソングといっていいのか?という議論もありますが、まあアニソンのベストではないので問題なし。理屈抜きにかっこよすぎる。
24/THE BOYS&GIRLS
15年にライブを見たんですが、とにかく勢いのあるバンド。この曲でもそのあたりの勢いは感じられますが、最近のバンドらしく、勢い一辺倒だけではない叙情性がいい。映像は違う曲です。
Summer Darling/chay
この人はちょっとジャンルが違う気もしますが、いわゆる昨今のギタ女のブームってアメリカンロックの復興的な意味合いもあるんじゃないかと思うんですよね。まあアコギを含めたギターをメインに据えてしかも女性的な清潔感を前面に押し出すと必然的にアメリカンロック的になるのかもしれませんが。
ニルバーナ feat. Jinmenusagi/DAOKO
非常にマジカルドリーミン(笑)なエレクトロソング。ウィスパーボイスとエレクトロってのは最近のはやりと言えなくもないですが、非アンニュイ系ウィスパーボイスファンにとってはいい時代でございます(笑)。映像は違う曲です。
21時のクラゲと月 feat. ボンジュール鈴木/Esno
こっちもDAOKOの曲と同傾向のウィスパーソング(笑)。こっちの方が乙女感が強いですが、それはボンジュール鈴木のボーカルによるところが大きいかも。
Rally Go Round/LiSA
LiSAってちょっと暑苦しいと感じるところがあって、これまでやや苦手としてたんですが、これは今までのロックな疾走感はそのままにメロディ的なポップ感が増しており、ほんと素晴らしい。ガールズロックとしての高揚感が半端ない1曲。ライブちゃんと見てみたい(イベントで見たことはあるんですが)。
still/Malcolm Mask McLaren
いやね、わたくし、人がいろいろ揶揄しようともビートパンクが大好きなんですよ(笑)。もう安っぽいストレートなパンクロック最高!そんなわたくしの琴線に触れまくるニューカマー(笑)がこのグループ。もうこれでいいじゃん!
shout bullet/NEXT少女事件
インダストリアル/ハードコア系のアイドルは何組もいますが、わたしのおすすめはこちら。本格的な(エモ)パフォーマンスを前面に押し出すアイドルグループが多い中、あくまでアイドルっぽい雰囲気を感じさせてくれるところがいい。あと、演奏が意外にちゃんとしてるというか、かなりかっこいい。
OCD/Rei
パッキパキのギターサウンドとグルーヴィーなドラムはブルースロックというよりもオルタナ的なんですが歪み的な要素はなく、あくまでポップ、というのが非常に現代的な気がする。まあ背景はよくわかりませんが、かっこいいです。映像は違う曲です。
Snowing Day/Rihwa
この人もギタ女系ってことにナルのかな?よく分かりませんが、まあ明るい感じが好きです。つうかわたしガールポップが好きなんだもの、こういうのを推しちゃうのは仕方ない(笑)。
リフレイン×リフレイン/Still@Secret
ポストロック系アイドルってジャンルがあるとすれば、その一角に位置していたグループ(解散しちゃいました、、、)。特にどこがどうということではないんですが、全体として何か変。まあ単に投げやりに作っただけなのかもしれませんが、補正してないであろうボーカルからバックの音色からいろいろ静かに狂ってます(笑)。
ホリデイ/Sugar's Campaign
ザ・80’sな曲。音色もメロディもとにかく80年代邦楽ロックの匂いがプンプンしてます。まあそれだけといえばそれだけなんですが(笑)、それでいいじゃない。
ひとりごと/アヴァンチック
15年の個人的トピックとして、ヴィジュアル系のライブに行くようになったことがあるんですが(笑)、そのヴィジュアル系の代表としてこれ。いやまあこれが一番いいというよりこれしか音源買ってないので(笑)。でも曲としてはかなり今のヴィジュアル系の王道パターン(ヘドバンやったりとか)は網羅されてるかと。
SO.RE.NA/サ上と中江
明らかに狙ってるんだと思うんですが、中江(東京女子流)のメッチャ脳みそ軽そうなラップ?はちょっとすごい(笑)。もうこれ録音できただけで成功だろうよ!
全力でアイドルです!!/にゅるズ (CV: 内田 彩、楠田亜衣奈、山口立花子、渡部優衣、伊藤悠翔)
いくらアイドルがジャンルレスといっても、アタマのネジが数え切れないくらい飛びまくったような曲に関してはアニメソングの独壇場(笑)。最高デス。
スローモーション流星群/ヒロネちゃん
大森靖子フォロワーとしては一番気に入ってる人(まあ他を知らないだけですが)。まあでもまんまじゃねえか、と言われるとそのとおりかもしれない。映像は違う曲。
天使 (canis lupus) w/morikawa seiichiro/ヤマジカズヒデ
まああれだ、ヤマジ氏のギターに森川さんが天使を歌ってるんだもの、ベストソングにしないわけにはいかないだろう。まあデキは昔のソロアルバムの方がいい気もするけれど。
私の好きなもの/ラブリーサマーちゃん
この暢気そうなポップソングに抗える術を持ってません。途中のコールとか強烈に素晴らしい(笑)。
放課後ストライド/一宮エルナ(CV木村珠莉)
元々ニコ動周辺の曲をアニメ化にあたり声優が吹き込んだヴァージョンですが、この滑舌のよさが個人的にはオリジナルよりも好き。この辺いかにもアニメソングっぽい。
リア充大爆発/感覚ピエロ
切れ味鋭くダンサブルなギターロックに情けない/下らない歌詞、というのが昨今の邦楽ロックの一大路線なわけですが、その一例として。しっかしみんな上手いよなあ。映像なかったので映像は違う曲。
前髪切りすぎた/三戸なつめ
ポストきゃりーぱみゅぱみゅというかヤスタカ氏の次の素材というべきか。まあそのまんまですが、一度みたライブはかなりエンターテナーしてておもしろかった。
VISION./上月せれな
さすがに推しのアイドル上月せれなの曲を外すことはできません(笑)。これまでの曲とは雰囲気が少し違ってて非常にポップ。もうちょっとサウンドメイキングに気を遣って欲しいとは思いますが、、、。あとVISIONのライブはおろかPVすらネットにあがってないってそれはないだろう、、、(笑)。
ソロに比べるとダイナミズムが増しているバンド編成。その違いがよく出てる曲を代表で。ソロでのやや鳥かご感のある新宿に比べると、このパフォーマンスは非常にストリート感に溢れていて個人的にはすごく好き。
Pleasure treasure/田村ゆかり
田村ゆかりによるスカパンク(なのはイントロだけですが)!でもポップ!いやもう素晴らしい。
Drive-By Archery/藤岡みなみ&ザ・モローンズ
このバンドの甘酸っぱさ/青春っぽさはほんと素晴らしいんですが、音源だとちょっとバンドサウンドが前面に出ててそこら辺が少し薄くなってるのは残念ですが、この曲はかなりその辺の甘酸っぱさが感じられる。
てっきり地下アイドル/ポップシンガーだと思ってたんですが、バンドでした(笑)。ボーカルの声(の処理)がすごく好き。ライブもけっこうおもしろかった。
俺の生活/THE TON-UP MOTORS
怒髪天系男気ロックンロールバンド。まあ、なんだかんだでこの手のバンドが好きなんだよね。映像は違う曲です。