11月24日 "21世紀に蘇るSUPER BAD CD「REVIVE」 発売記念LIVE” SUPER BAD at 下北沢 CLUB QUE
"21世紀に蘇るSUPER BAD CD「REVIVE」 発売記念LIVE” SUPER BAD at 下北沢 CLUB QUE
SUPER BADに格別の思い入れがあるかというとそういうわけでもなくて、内藤幸也が加入したことに興味があって、アルバム「ケセラセラ」を聴いたら、これがめちゃくちゃよくて、さらにライブをみたらえらく楽しくて、、、とまあその程度ではあるんですが、そのライブの印象はかなり強くて、またああいう爆発的なライブが見たい!てなわけで復活ライブに行って参りました。
で、そのライブ。当時と同様にグルーヴ感満載のリズムセクション、そこにのるソリッドなギター、そしてHappy満開の高田エージのボーカルと、まさに円熟というか余裕すら感じさせる演奏で、素敵なライブ。
てなわけでなかなかに楽しかった、、、のではあるのですが、、、。
観てる間、ずっと違和感というか、あれ?という感覚というか、今ワタシが観たいのはこういう大人のエンターテナーではないかも、、、という想いがアタマの中をうずまいてたというか。
SUPER BADってのは確かにタテノリ全盛の時代に、もっとグルーヴを!ってな感じをアピールしてた(特に後期)バンドではあるのだけれども、そこは若さというか出自というか、単なるR&B,FUNK的なグルーヴ一辺倒というわけではなく、きちんとパンク、ロックンロールな感覚を兼ね備えていたバンドだというのがワタシの中の記憶。
しかしながら、今回のライブはかなりその部分は薄まっていて、まさに大人の余裕を感じさせるロック・ファンクなノリになっていた気がする。
まあ、それはそれですごく楽しいだけど、今のワタシ的にはもっと焦燥感や刹那感、無闇矢鱈な熱量を感じさせる何かが欲しい、というのが正直なところ。
まあ、そこを期待されても困るだろうし、そもそも、観客が大盛り上がりだったので、こっちの感覚がずれてるだけかもしんない。既にアイドル脳になってるのかも(笑)。