akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

4月5日 アイドルフィロソフィーVol.5 at Club Asia

4月5日 アイドルフィロソフィーVol.5 at Club Asia

 またもやアイドルイベント。あまりみたことない人もけっこう出るので楽しみ。

 

バーサス・キッズ

 めちゃめちゃ若い、つうか小学生。小学生まで低年齢化するとさすがにつらいというか、音楽的にもアイドル的にもちょっとはらはらしちゃって集中できない感がある。まあそれ以前に声が幼すぎるというか。曲はアイドルっぽくてよかったし、表情とかもいいんだけど。

 

恥じらいレスキュー

 本来3人組のようですが、この日は一人お休みってことで2人体制。その2人はハーフと外国人(もう一人は日本人らしい)。特にそのことを売りにしてる感じでもないですが。なんか聞いたことある曲だなあ、と思ってたらふぇのたすの人の曲だった。パフォーマンスやMC含めてちょっとアイドルのステレオタイプ的な気もしますが、曲やパフォーマンスはいいので面白かった。

 

みきちゅ

 前回新木場で見たときに比べるとちょっと歌(歌唱)が微妙な感じも受けましたが、全体のパフォーマンスはさすが。はじけるような所作はアイドルらしくていい。個人的に「頑張ってます」な感じが全面に出てるタイプが苦手なので、感極まったかのようなMCはちょっとアレだったけど、実際頑張ってると思うので仕方ないか。

 

つりビット

 このアイドルグループはなんといっても曲がいい。非常に王道なポップソングで、グループのキャラクターにもあっていて全体の華やいだ感じが素敵。たまに笑顔がどぎつく感じられる瞬間もありますが、それはこっちの邪悪な精神性のせいだろうな(笑)。

 

町あかり

 テレビ番組(musicる)で何回か見たことはあったんだけど、そのテレビでみた限りでは、いかにもな昭和歌謡を唄うアイドルのエピゴーネンっつう、狙いすました昭和サブカル系確信犯なんだと思ってましたが、いやもうなんと言いますか、、、。実際チラシなんかを見てもそっち方面を狙ってると思うんだけど、それ以上に昭和歌謡(しかもムード歌謡系アイドルというおしゃれじゃない方面)の模倣とパロディ化があまりに完璧すぎてビックリ。あざとさやドヤ顔を感じる前にすっかり感心してしまうというまるで魔法にかけられた気分(笑)。この日一番のインパクト。

 

寺嶋由芙

 町あかりにあてられたのか(笑)、いつものちょっぴり毒舌なMCはちょっと不発気味でしたが、その分?衣装含めて非常に可愛かった。これまでこの人の曲はポップな曲は非常にいいものの、バラード系は今ひとつに感じてたんですが、この日唄った"80デニールの恋”は可憐さとともに昔のガールポップみたいな情感があって非常にしみた。それ聴いて思ったけど、この人いわゆるアイドル的なポップさもあるんだけど、全体的な質感は80年代女性SSW的なノリなのかもしれない。なんかかなり気になる存在になってきた(笑)。

 

エレクトリック・リボン

 会場のおかげか大きめの音で良かったんだけど、メンバーのケガ(ギックリ腰)いじりが全面に出ちゃったせいかMC含めてちょっとグダってた気がしなくもない。曲はポップでアイドルぽいのにややぶっちゃけたところがエレクトリックリボンのいい所ではあるんだけど。久しぶりに赤いタンバリンが聞けたのはよかった。

 

ふぇのたす

 今回はアイドル仕様とか言ってましたが、客には受けてましたねー。やはりポップソングてのは不変な存在なんだなあ、と再認識。ただ、音はあまりよくなかった。最初ボーカルの音は全然聴こえないし、ギターの音はえらい小さいし。でも、この人達はこういうアイドルっぽいというかエンターテインメントとしてのパフォーマンスができるってのはすごいと思う。まあ、最近の若手のバンドはこういう楽しいパフォーマンスができる人が増えてきた印象はあるなあ。

 

くりかまき

 ダンスナンバー系というか、かなりハードな曲をメインにした2人組。今度3人体制になるらしくて1曲だけその体制で披露してました。関西を拠点にしてて、けっこう押しの強いタイプで個人的には正直苦手なんですが、盛り上がってた。

 

しず風&絆

 かなりハードというかロックなジャンルを得意としてるグループで、客席におりてきたり客にリフトしてもらったりクラウドサーフしたりと、とにかく客を煽りまくる。アイドルのイベントは何やってもある程度盛り上がる場ではあるんだけど、それでもこういうパフォーマンスをやるやらないでは印象が随分違うなあ。曲もいいんだけどトラックが少しシャリシャリしてて、曲調的にはもっとタイトな方がいい気がする。

 

小池美由

 この人は少し前にゴッドタンに出てましたね。つかウタ娘にも出てるか。いじられキャラというか人気がないため自分でコール&レスポンスの処理をするハートの強いアイドル的な扱われしてましたが、それ自体ある種のネタで、実際はけっこう人気ありました。パフォーマンスがえらく堂々としてるのがいい感じ。飛び道具というほどに異色ではないですが、でもやはりインパクトはある。

 

アイリス

 仙台を拠点にしているアイドルということで、この日の出演者の中ではもっともアイドルらしい立ち居振る舞い。まあインパクトあるタイプのアイドルが多かったせいか、これはこれで新鮮(笑)。まさに正統派って感じでよかった。

 

hy4_4yh

 わたしらおっさんからすると音楽的にズルい(笑)としか言いようのないグループですが、楽しむ以外の道がない以上、こらもう全開で楽しむしかないといいますか(笑)。今回は前回よりもパンクロック色が強くて個人的にはこっちの方が好み。