5月4日 グレイト・ハンティング・ナイト VOL61 at o-nst
5月4日 グレイト・ハンティング・ナイト VOL61
佐々木萌
まだかなり若いと思うんですが、日本の女性SSWの一つの伝統であるやや幻想的な雰囲気の曲をやってました。トラックの完成度が高くて歌も雰囲気にあっていてよかった。
寺嶋由芙
前半はふぇのたすの山本氏をギターに迎えてのアコースティックスタイル。そのスタイルで最後にやった丸の内サディスティックはアレンジ含めて妙に新鮮だった。後半はいつものオケをバックにしたスタイルで、当然ながらこっちの方がポップ感あって個人的には好き。アコースティックのスタイルは選曲とかアレンジとかいろいろ気を使いそう。
藤岡みなみ&ザ・モローンズ
やはりこのバンドは好きだなあ。そこそこ優等生が一人になった時にみせるほんの少しの憂鬱とそれを払い落とすための前向きな気持ちを情景化したような曲が素晴らしい。決して派手でも豪奢でもない景色がすごくいい。
Shiggy Jr
全然知らないバンドでしたが、女性ボーカルを擁した5人組バンドで、ソウルというかブラコン的なスタイルをベースにポップなノリをデコレートした感じがすごくいい。もちろん、曲によっては少し冗長に感じるとこもありましたが、後半の盛り上がりはかなりよかった。これはいいバンド。
ふぇのたす
ふぇのたすは言ってみればただのテクノポップバンドで、けっして奇抜でも先鋭的でもないと思うんですが、各メンバーの個性がバンドをすごく魅力的に見せている。そして何といってもパフォーマンスの素晴らしさ。自分たちの楽しさをそのまま歌に乗せて届けているかのようなライブは見るものをすごく幸せな気分にしてくれる。