akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

3月7日 TOKYO DARK CASTLE Vol.98@新宿MARZ

 AUTO-MODですよ皆さん!まさにあの!という形容詞をつけたくなりますが実際AUTO-MODは随分前から継続的にバンド活動をしてるわけでそういう意味では伝説のというよりバリバリ現役のバンドといった方がいい。
 で、そのAUTO-MODのフロントマンであるGENETがオーガナイズするイベントがこのTOKYO DARK CASTLE。今回がすでに98回目というこれまた息の長いイベントで、とにかく継続させることが難しい今の時代にこの回数はただただすごい。
 そのイベントに例のPhaidiaが出るというのでかけつけた次第。
 今回も客のゴシック率半端ねえ(笑)。もう妖しい妖しい、いるとこにはいるんだなあ、しかし(笑)。なにしろ杖持った人がこんなに多いライブは始めてだ(笑)。

AUTO-MOD

 トップバッターは主催のGENET率いるAUTO-MOD。個人的にAUTO-MODはあんまり、というかほぼ聴いたことなくて、なんとなくダークゴシック的なイメージでいたわけですが、今のAUTO-MODはもうケバケバしくも妖しげなストレンジグラムロックの様相。やばい、メチャクチャ好きなタイプなんですけど(笑)。
 ど派手なメロディを大音量かつアップテンポでグイグイと繰り出していく様はまさに圧巻でグラマラス!さらにはダンサーやコーラスなども交えたケバケバしくも妖しげなステージは豪奢でありながらもダークな雰囲気でさまざまな妄想を喚起させ、まさにめくるめく、といったところ。いつの世も本当にダークな別世界への入り口は絢爛で甘い香りがするという鉄則をストレートに表現してるかどうかは知りませんが、これは素晴らしい。いやあ、これはいいもん観れた。

BAAL

 全然知らないバンドでしたが、ハードコア/インダストリアル系メタルバンド?という感じでいいのかな。速くて重いっつう正にコアなメタルな趣きでモッシュ大発生(参加してる人は少なかったけど、わたしは参加組(笑))という様相。正直ハードコアってそこまで得意ジャンルなないんですが、このバンドは非常にメロディや曲の構成がしっかりしてるというか明確な感じでそこがすごくよかった。まあほぼ暴れてた組の一員と化してたのであまりよく覚えてません。まさかこんなところで汗だくになろうとは、、、。

Phaidia

 復活後2度目のPhaidia。一度目はその超絶技巧なゴシックロックにかなりの衝撃を受けたわけですが、さすがに2回目はそこまでの驚きはなかった。まあ深夜でちょいとこちらがぼーっとしてた面はあるかもしれませんが(笑)。しかし、相変わらず吉田達也のドラムとナスノミツルのベースというテクニカルで硬質なリズム隊にメロディアスでノイジーなギターとゴシックなボーカルが乗るという構図は形容しがたいおもしろさ。しかし、これいつまでやるのだろうか(笑)。

†13th MOON†

 最後にようやくゴシックというかポジティブパンク然としたバンドが登場したという感じで、かなり妖しげな雰囲気のバンド。ただボーカルの人の雰囲気はかんりファニーつうかピエロ的でそこら辺のギャップがちょっと面白い。今だとほんとこの辺はビジュアル系と言っても違和感ないね。もちろんあそこまでのポップ感はないですが。
 この日は何をとち狂ったのか、昼間にアイドルイベント、夕方に若手ロックバンド系イベントをみて、夜にめんたいロック系のDJイベントに行き、深夜にこのイベントに行くという、なんだかわけの分からない一日だったわけですが、いやあ一日長かった!(笑)