akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

4月25日 Maximum Music Values Vol.1(前半) at 六本木Super Deluxe

六本木アートナイト同時開催プログとして高音質爆音ライブイベント 「Maximum Music Values Vol.1」が六本木のSuper Deluxeにて開催される。MMaximum Music Valuesは、ハイレゾレベルの音響下でライブを行ない、音楽の持つパワーを改めて再認識させるイベント。 ケーブル、音源、アンプ、スピーカーの細部に至るまでにこだわり抜いた環境でのライブ演奏は他に類を見ない驚きと感動を与えることは間違いない。

 
 
 某所での説明コメントなわけですが、まあ、こんなの書かれちゃ期待しちゃうよね。残念ながら通しのチケットが売り切れてたので前半のみ観てきました。まあ、とりあえず各出演者の話を先にしちゃいましょう(笑)。
 
Especia
 ダンスミュージック系のアイドルグループで、とにかく楽曲のクオリティの高さが特色だと思うんですが、正にその点が苦手なところ。まあ個人的にこの手のアーバン系ダンスミュージックがそもそも苦手というのもある。
 
エレクトリックリボン
 なんと5人編成。めちゃ人増えとる。しかも新メンバーはバリバリのアイドルやアキバ系でなんかバンもん!の変化を見てる感じ。うーん、、、ダメとは言わんけどなんか違和感あるなあ。エリボンって大人の大はしゃぎ的雰囲気が魅力だったと思うんだけど。まあ何回か観れば馴染んでくるかな。
 
 音響的な意味合いでこの日一番期待してたのがゆるめるモ!だったんですが、、、まあ特筆すべきことはなかったかも。理由は後述。
 
  これまた上記と同様。
 
 
 まあいいや(笑)。
 
 
 とにかくですね、今回のイベント、高音質爆音ライブというのが一番のウリだったわけですが、一歩六本木Super Deluxeに足を踏み入れた途端、視界の片隅にかろうじて目に入ったのはブロック台に載せられた小さな小さなスピーカー(もちろん家庭用ほどには小さくありません)。よく見るとアルテックのスピーカー。うん、まあ劇場用のスピーカーとしては有名なメーカーだよね。でも相当前につぶれちゃったよね。今はある意味ノスタルジックつうか懐古的意味合いの強いスピーカーだよね。で、今回の主旨はハイレゾだよね。うん、この時点で不安が確信に変わりつつあったんですが、実際ライブが始まると正に的中!(笑)
 いやあ、とりあえず音が小さい!小さい小さい!下手すりゃCDショップのリリイベの方がマシなんじゃないかと思ってもおかしくない小ささ(実際、後日みたゆるめるモ!のリリイベの方が音だけでいえばでかかった)。まさにスピーカーの試聴会レベル。後ろの方なんて会場外のラウンジバーにいるんじゃないかと思わせる音の小ささ。
 さらに音質そのものもしょぼい。だいたいSuper Deluxeってコンクリむき出しの会場だぜ。その会場に吸音的なサウンドコントロール的処置がされた形跡は一切なし!ケーブル、音源、アンプ、スピーカーの細部に至るまでこだわりぬいたのに会場の音の悪さには気付かなかったんですね。まあそういうこともあるよね(ねえよ!)
 たしかにライブを観てると低音がぼわんぼわんいってるだけで音が締まらないことこの上ない場合もあって、その点だけに関しては確かに特に低音における音像的な締まりはあった。でも、それ逆に言うと低音全然出てないってことだよね。完全にリスニング的PAというのかな。CD音源を聴かせるならこれでいいかもね、な音で「ライブの音はこれじゃない」感が半端ない。
 
 いやあ、素晴らしいコンセプト!そしてその実行力!エクセレント!願わくば二度と企画・運営しないでいただきたい。