5月26日 Music Side Vol.3 at 渋谷RUIDO k2
ただのアイドルイベントだと思っていたら、男性ボーカルとかバンドとかもいてかなりごった煮のイベント。正直クオリティはかなりひどい(笑)。しかしワタシも大人。こういうひどさを楽しめる余裕があるのである。つうか、地下アイドル観るようになって耐性つきまくりですよ!もうなんでも許せるよ!
そんな話ではない。そもそもアイドルイベントだから今回のライブに来たわけじゃない。今回のライブ、お目当ては、そう!ジェームス藤木!
昔、メーリングリストなるものを主催しておりまして、その一つに音楽全般を話題にするmusic-reviewsつうML(こう略す)があったんですが、まあ全般といっても超絶ミーハーなワタクシが主催するだけあって話題は浅くなんてことない話題が多かったわけです。
そんな中、たまたま観たきうちかずひろ本人が監督を務めたビーバップハイスクールをみたところ、そこにはジェームス藤木の姿が!しかもライブハウスで演奏してるシチュエーション!しかも長尺でライブ演奏が流れとる!てなわけで、そのことを前述のMLの中で大絶賛したところ、完全なる沈黙(いわゆるスルーだ!)で迎えられたあの日々から幾星霜、ついに生でジェームス藤木を観れた。
まず最初に知ったのはソリッドレコードのコンピ盤。これに収録されていた「ソウルパワー」のソウルフルな歌唱と演奏にもうしびれまくり(当時はR&Bが大好きだった)、これはすげえぞ!と思っていたら、クールスの人との話。
で、クールスについて書かれた記事とかをみると、山下達郎、近田春夫、横山剣などなど多くのミュージシャンがジェームス藤木氏のことを天才と絶賛しているではないですか。これはもう追いかけるしか!と思ってクールスを聴いたものの、そっちは最初あまりピンとこず、クールスの良さが分かるようになったのは再結成のライブ盤を聴いてから。
とかいう話はどうでもいいですね、とにかく生のジェームス藤木、もうイチイチかっこええ。恰幅のよい格好もその時代錯誤的なロッケンローファッションもイチイチ様になっております。
そしてボーカル!その節回しその他のビート感たるや数多のボーカリストの中でもピカイチ。とにかく全てがロックンロールです。日本語がロックンロールに合わないとか言ってる人は結局そういうアーティストを知らないだけなんだよ、ジェームス藤木を聴いてみろって話ですよ。
さすがにギターは少しヨタってた気もしますが、それすら味と言えなくもない(笑)。
とにかく、ジェームス藤木ですよ!ロッケンロー!