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akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

12月26日 ポトラッチデッドvol.17--ユールベフェナの死と復活祭-- at 東高円寺U.F.O club

12月26日 ポトラッチデッドvol.17--ユールベフェナの死と復活祭-- at 東高円寺U.F.O club

 
 さて、吉田達也にどれくらい思い入れがあるかというと、まあそれほどない(笑)。初めて見たのはなんだったかな?それもよく覚えていませんが、ZOAだかRUINSだかってところか。さらにその吉田達也が最初に参加したPhaidiaとなると名のみ聞く存在で、音源も吉田達也のヒストリー的CDで聴いたのみである。
 とはいえ、昔のバンドが再結成となれば、過ぎ去った青春の日を追体験している再結成厨の身としてはこらもう体験してみるしかない、というわけで、行ってまいりました。
 
 今回のイベントが開催されたのは東高円寺U.F.O club。かなり個性の強いというか気合い入ったラインナップで知られるライブハウス。今回初めて行ったのですが、想像とは違いけっこうきれいなとこでした(笑)。
 まあそれはいい。今回のイベント、Phaidia以外は全くのノーマークで、そもそもどういうイベントかも知らずに行ったわけですが、中に入って一番最初に目についたのはお客さんの格好。いやあすげえ!昔よく目にしていた黒を基調としたダークな出で立ち、、、いわゆるポジパン/ゴシック的ファッションの客しかいねえ!(誇張あり)。もうとにかく皆気合い入りまくってます。もうこれだけでワクワクしてくるわたしの野次馬根性はどうにかならんのかと自戒しつつもワクワク感と視線移動が止まりません(笑)。
  もう見事に黒い、黒すぎる!ゴシック!白塗り!!髑髏!!!
  いやあ、いるとこにはいるもんだねえ。もちろん、時の葬列とかワルプルギスの夜とかその手のイベントに行けばたくさんいるんでしょうが、普段行ってないから、、、。
 わたし自身非常に普通の人なので、それがどういうベクトルであれ、とにかく普通じゃない人に対する憧憬が激しく(笑)、アニソンにしろアイドルにしろその手の猛者がいるだけでワクワクするわけですが、いやここにもいたよ普通じゃない人が!(笑)。いやもう素晴らしすぎる。
 まあそんな話はどうでもよくて、ではイベントの中身をば。
 
麻▼楽。[こもだまり+TETRA。]
 男女2人組。いわゆる普通のバンド/ユニットではなく、全編ほぼセリフで構成される演劇性の強いユニット。寺山修司をモチーフに、、、で想像できる雰囲気まんまといった感じで、個人的には好きな方向なのだけど、どうも借り物感がつよいというか、この手の芝居に必要と思われる強烈な匂いのようなものが感じられなかった。あと、同じモチーフを少しずつ位相を変えて繰り返すパターンなんだけど、このパターンはよほど強烈じゃないと繰り返される途中で飽きてくる。
 
highfashionparalyze
 ギターとボーカルの2人組ユニット。こちらは普通のポジパン風味、、、というよりほぼビジュアル系か?かなりダークネスかつナルシスティックな雰囲気もあってコアなファンがちらほら。まあ、、、多分普段行くイベントでは絶対みることのできないタイプでおもしろかった。というかこの辺のバンド、ボーカルの歌い方が皆似てるよね。直接的な元祖はルナシーになるんだろうか。
 
FOXPILL CULT
 今回のイベントの主催者。これまたポジパンというには少しポップすぎる気もするけど、ま、そもそもわたしがポジパンを理解してるわけではないので個人的認識の間違いなのかも。サウンド自体はかなりハードなんだけど、ピコピコ音がけっこうしてたり歌詞がなんだかコミカルな感じだったりと、妙に捻れてておもしろい。ジャンルは全然違うんだけど、犬神サーカス団とかロマンポルシェとかそういう感じの立ち位置とでもいえばいいか。あと、さすが人気ありました。
 
スペシャルバンド
 ART MARJU DUCHAINのKAIを中心としたスペシャルバンド。といっても全然知りませんが(笑)、多分今回の出演バンドの中で最もゴス的要素の強いバンドで、ボーカルの人の存在感がよかった。
 
Phaidia
 今回のメンツはVo:ギリー(Phaidia) 、Dr:吉田達也(Phaidia / RUINS / ZENI GEVA etc.) 、Ba:ナスノミツル(teneleven / 是巨人 / 不失者 etc.) 、Gu:西邑卓哲(FOXPILL CULT)といった感じで、オリジナルのメンバーはギリー氏と吉田氏の2人。まあ、今回に関してはオリジナルでの復活というより長期にわたって音楽的活動を行っていなかったギリー氏の復活とその舞台がPhaidiaってのが大きい模様。
 昔は吉田氏も化粧をしていたようですが、今回はなし(笑)。もちろんナスノ氏もしてません。それとは対照的に西村氏とギリー氏はもうポジパン的な雰囲気しかない。
 さらにステージ上には髑髏などが並べられ雰囲気満点の中、演奏がスタート。立ち上がりはやや静かでしたがすぐにヒートアップ。いやすげえ!演奏的にはRUINSもかくやという感じ。いや演者がそのまんまなので当たり前なんですが、とにかくパキパキとした音と目まぐるしく展開していく演奏が素晴らしすぎる。
 ただ、これだけなら、単なるハードなプログレ。しかしそこに西村氏のフィードバックをうまく活かした幻想的なギターと、ギリー氏の華のあるボーカルがのることで、全体として非常にポジパンというかゴシックロックな雰囲気が醸し出され、ある意味非常にポップかつロック! なにしろゾクゾクするようなハードな疾走感があり、めちゃくちゃ踊れます(笑)。
 いやあ、、、これは思った以上に素晴らしい。吉田氏やナスノ氏の演奏というとどうしても難解に感じられがちですが、それがここまで華やかでダンサブルな雰囲気になるのはある種の奇跡かも。しかも特筆すべきは両者の演奏が普段と変わらず激しいということ。やはりバンドサウンドってのは単なる足し算ではないということを図らずも証明した形。
 最後はおそらく予定になかったアンコール。持ち曲が少ないようで本編でやった曲を再度演奏。
 ちなみに、しばらくはこのメンツで活動するそうで、5月頃にライブを予定してるようです。ゴシック/ポジパン/パンクファンは是非一度みてみることをおすすめします。
 
 ということで、今回のイベント、パフォーマンスだけじゃなく、客のファッションも楽しめたいいイベントでした。あ、あともう一つ、きれいな女性の方々もけっこう多くてそこもある意味楽しめたことも一応書いておきます(笑)。ただし、年齢層は若干高いかなあ(笑)。