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akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

4月18日 Ryoko Shintani Live Tour はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる’15 chu→lip☆STAR at TOKYO DOME CITY HALL

 新谷良子を何で知ったのかはあまりきちんと覚えてないんだけど、多分山本麻里安のアルバムがめちゃくちゃ素晴らしくて、それをきっかけに声優のアルバムに興味を持ち、レンタルビデオ屋(笑)で片っ端からアルバム借りたうちの一枚が「空にとける虹と君の声」だったような気がする。

 当時のガールポップは90年代のR&Bブームから続くクラブ/ダンスミュージック隆盛の時代が続いていて、いわゆるガールズロック的な音楽が下火で(大塚愛とかいないわけじゃなかったですが)、そんな中で聴いた「空にとける虹と君の声」はほんと驚いた(うん、前にもしたね、この話)。
 とはいえ、実際にライブに行くようになったのは、わたしの新谷良子で埋め尽くされたリスニング履歴(昔はmixiiTunesでかけた曲の履歴を垂れ流すウィジェットがあったのだ)を観た新谷良子ファン(というレベルははるかに超えてますが)の友人(知人?どっちでもいいか(笑))が誘ってくれたのが最初。それ以降、いつもこの友人にチケットをとってもらっている状態。ということで今回ももちろんとっていただきました。ありがとう!(笑)
 
 今回のライブの会場はTOKYO DOME CITY HALL。普段、インディーズのバンドか地下アイドルしか観てない身としてはなかなか来る機会のない、、、というか、初めて来たハコでした。スペース的にはあまり大きくないものの3F席まである縦長?の空間でホールというより劇場といった方がしっくりくる会場。そのためどこから観てもステージがそこまで遠くなく見やすい会場といっていいかも。あと印象に残ったのがミラーボールがきれいだったこと。こんなキラキラしたミラーボールは久しぶりだ(笑)。
 
 さて、今回のツアーはシングル発売記念ってことになるのかな?前回のツアーからけっこう期間が空いてます。そういう意味でも楽しみなライブ。
 ギター×2、ベース、キーボード、ドラムというバンド構成で初っぱなから明朗快活なガールズロックを立て続けに披露。
 いやあ、これだよこれ。小難しい理屈だの屈折した思いだの世情だのそんなもんは会場の外にうっちゃっておけばいいんですよ!ライブ会場に必要なのはデカイ音に軽快なビート、ウキウキのメロディ、それにフェティッシュなボーカル、他に何がいるというのか。
 
 何度でも書きますが、新谷良子のライブの素晴らしさ、まずは曲の良さ。シンプルなビートにシンプルなメロディ。凝ったことなどせずとも人を紅葉させることはできるんだぜ、ってのを単純明快に示した曲の数々がとにかく素晴らしい。
 そしてその曲を現代的なラウド〜ミクスチャロック的アレンジで色づけしたバンドの演奏。これまたなんてことない風ではありますが、きちんとライブの構成を組み立てアゲ所を心得た演奏は否が応でも盛り上がる。あと、出音の分離の良さも特筆すべきところ。
 しかしまあ全てを決定づけてるのはやはり新谷良子のボーカル。とにかくポップ!ボーカルにポップとかワケ分からんよ、と思うかもしれませんが、ようは軽やかで跳ねてるんですよ、ボーカルが。ウェットなところがあまりなく、とにかく楽しい。
 実際、ガールズボーカルって「わたし唄が上手いでしょ!」な自意識系がけっこうな割合を占めていて、他にもサブカルこじらせたビブラート系、デスボイス系、ロリータ/コケティッシュ系などいろいろいますが、何唄ってもポップに聞こえるポップ系な人は意外に少ない(年齢とともにこの成分が薄れるせいもありますが)。まあこのポップ系がロック畑のガールポップに少ないってのがわたしがアニソン系に流れてる要因の一つでもあったりするわけですが。
 
 それはおいといて、とにかくいくらラウドな曲調であろうと新谷良子の声が乗るとすべてがポップに昇華される。でも根幹はラウドなので体はそっちに反応する。そう、可愛いのに激しく踊れる/モッシュできる(今回は椅子席だったのでモッシュはなかった)というガールズロックの理想郷が体験できるのが新谷良子のライブだったりするわけです。
 そして、今回のライブは曲の構成のよさもあり(バラード系が少なかったせいもある)、それがかなり上質な形で実現されてたように思う。惜しむらくは椅子席だったことか。でもそのせいで曲に集中できたのかもしれないし、どうなんだろう。
 
 ということで、今回も素晴らしいライブだった。しかし実際の曲の感想一個もないな(笑)。