akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

11月17日 うどん兄弟1stアルバム「ラストアルバム vol.1」リリース・パーティー 「私たちを縛りつけて一人ぼっちにさせようとした全ての大人に感謝します」 at 新宿LOFT


ANNA☆︎Sの派生ユニットであるうどん兄弟。そのアルバムリリースパーティが開かれたので行ってまいりました。しかし、ANNA☆Sのワンマンにも行ったことないのにうどん兄弟にいくとか(笑)。
この日のライブは、メインステージ(いつものステージね)と入口わきに設置されたミニステージ(フロアステージ)の2つがあり交互にパフォーマンスされる仕組み。えらい出演者が多いけど大丈夫かいな、と思っていたら、そういう仕組みだったわけですね。

ナト☆カン

 ベルハーとゆるめるモ!を足して薄くしたような感じ、というかその適当なゆるさが魅力のアイドルグループですが、今回は非常にお祭り騒ぎというかパーティ感があってすごいよかった。憂いや哀愁を感じさせない享楽性が好き。

マーライオン

 弾き語り。ヘタレな日常をややストレンジなフォークミュージックにのせるスタイル。歌詞もなかなかおもしろかったけれど、そこまで大きなインパクトはなかったかな。

北村早樹子

 ディスクユニオンのネット店のマイウィッシュリストにアルバムがずっと入りっぱなしになってる人で(笑)、ずっと聴きたいと思いつつ、ライブも音源も聞きそびれていた人。まさかこんなタイミングでライブが観れるとは(笑)。
 で、その北村早樹子。いわゆるストレンジなポップミュージックかと思いきやもう少しダークサイド寄りで取扱注意的な要素がプンプン。いやなんつうかいろいろニヤニヤできる展開が最高(笑)。言い方はアレですが、大森靖子をざわつかせた感じで、冗談なのか本気なのか皮肉なのか批評的なのかさっぱり分からない居心地の悪さが心地いい。その風貌(全体的なシルエットがなんとも奇妙)も相まってまさに謎の少女感満載。

佐藤優介(カメラ=万年筆)

 どうも到着が遅れていたらしく、最初はスカートの澤部渡が飛び入りで1曲披露。でその後佐藤優介が登場。ステージ上でキーボードの陰にかくれながら歌うなどなんともヘンテコな感じがけっこう面白かった。

BELLRING少女ハート

 この日のベルハーは定番のアゲ曲中心で、この前日に行われたイベントに比べると全体的に非常に攻撃的というかいつものベルハー(笑)。客もぎゃあぎゃあといつもの雰囲気。しかし、今のベルハーにはLOFTが似合うねえ。昔のような頼りない感じ(これはこれで魅力でしたが)が薄れ、より力強く堂々と悪ふざけしてる感がおもしろい。ちょっと風格すら漂ってるんじゃないかと勘違いさせるに十分(笑)。

佐藤望(カメラ=万年筆)

 ムーンライダーズのカバーほかを披露。カメラ=万年筆のイメーまんますぎてどうかと思いますが、けっこうよかった。

直枝政広

 カーネーションがめちゃくちゃ好きかといえばそういうわけでもないんですが、その直枝氏、ギターの弾き語りにて登場。これがなんつうか大人のロック!とかいうとなんか胡散臭く感じますが(笑)、もうほんとそんな感じの渋さ。音の一つ一つ、ボーカルのの一声一声が非常に魅力的で説得力を持つ。まさにしみじみ。
 その直枝氏、ベルハーのMCを褒めてました(笑)。

水野しず

 ミスiDグランプリの人。いやあ、きましたね(笑)。ザ・こじらせ系サブカル御用達ミュージック。もう何から何までめまいのしそうなくらいにそれっぽく、どストレートかつ計算スケスケな世界がなんつうかうわあああああ、、、って感じのダメなやつ(笑)。
 なんだろね。今の時代にこれをやる蛮勇をほめるべきか、その蒙昧さを笑うべきか判断に困る、、、こともないか(笑)。
 あと、バブ(だったらしい)を客に向けて全力投球してましたが、それが肩にあたり、ん?と顔を傾けたら次のバブが唇にあたって思い切り口切った(笑)。さすがに痛い。バブはまずいっす(笑)。

うどん兄弟

 ANNA☆Sが情熱元気系の王道系アイドルだとすると、その派生ユニットであるうどん兄弟はおふざけというかほんわかというかいっちゃえばお遊びユニットなわけですが、とりあえず全力投球的な感覚はこちらのユニットにもあって、それは制作陣の豪華さに現れているわけですが、その豪華さを知ってか知らずかステージ上の4人(こちらのグループは一人メンバーが多い。このメンバーかなりかわいい!(笑))は、のほほんと楽しいパフォーマンスを披露。
 中でも、直枝氏のアコギバックでの「立入禁止」は鳥肌モノの素晴らしさ。そして本編ラストの「愛情弁当」。ザバダック的メランコリックな出だしからサビでいきなり後期クリムゾンになだれ込むアタマのおかしな曲!これいいわ(笑)。
 アンコールは直枝、スカートの澤部、カメラ=万年筆2人による豪華バックバンド+バックコーラス引き連れて「Edi River」のカバー。テンテンコが特別ゲストで参加。
なんかもういろいろ豪華なのか雑多なのか分からないごちゃまぜ感が最高なイベントでございました。