akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

3月28日 FULL OF HELL one-off album release show at 新大久保Earthdom

 去年の今頃は葵わかなみてワクワクしてたなあ、とか思ってみたところで特に何か感慨があるわけでもないですが、今年度の締めのライブはこっち系です。

 で、ライブハウスのwebサイトで開演時間を確認していたにもかかわらず、それより早く始まっていたようで、行った時にはENDONが終わってました。観たかったのになあ、、、。

MERZBOW+BALAZS PANDI

 BALAZS PANDIというドラマーとの共演。フリーフォームなドラムとノイズの組み合わせってのは何か起こりそうな期待がある反面、どうにもお互いの領域に縛られて視界が狭くなっちゃうこともあるんですが、今回はどちらかというと後者だったような気がする。
 というよりも、わたしの個人的な嗜好として、爆裂的に立ち上がったノイズの音塊がいつしかリズムを成し、モアレ的な色彩をみせる姿が好きなので、初めからリズムありきのドラムとの共演ってのがあんま好きじゃないのかもしれない。
 ただし、ドラムの発する打音とノイズの組み合わせが奇妙なグルーヴをみせる瞬間ってのもいくつかあってそこはすごくよかった。

FULL OF HELL

 すみません、全然知らないバンド(海外)。勝手にオルタナティブなバンドかと思ってましたがバリバリのハードコアでした。2分間ほどの爆裂ハードコアを立て続けに演奏するスタイルで客も大はしゃぎ。わたし、海外のこのタイプのバンドを観るの初めてかもしれない。正直好みのジャンルではないですが、ライブだとやっぱ楽しいね(笑)。ここは暴れる以外は特にやることなし(笑)。

FULL OF HELL with MERZBOW

 てなわけで、両者のソロ演奏を聴いて、ハードコアなバンドにメルツバウのノイズが乗るのかよ!こりゃ凶暴だぜ!とか思ってましたが、実際に共演したスタイルはかなりゆったりとしたリズムにギターやノイズが間髪的に乗るという言っちゃアレだがよくある感じのノイズバンド形式でした。
  うーん、これはこれで素晴らしいと思うんだけど、始まる前に凶暴ハードコアノイズ祭りを想像しちゃったもんでちょいと肩すかし。いや、両者が共演したアルバム聴いてりゃそんな想像もしなかったんだと思いますが(笑)。

ということで、いろいろ予想外の展開もあったりしておもしろかった。いや予想外つうか事前に何も情報把握しないてライブに行く方がどうかしてるわけですが(笑)。