akane's diary

ほぼ音楽とアイドルとアニメ(アニソン)の話

8月9日 ゆるめるモ! 2014:A Space Odyssey On Liquid RooMo! ~リキッドルーモ!号で行く、2014年宇宙の旅~ at LIQUIDROOM

8月9日 ゆるめるモ! 2014:A Space Odyssey On Liquid RooMo! ~リキッドルーモ!号で行く、2014年宇宙の旅~ at LIQUIDROOM

注意:今回のワンマン、盛況のうちに終わり大好評でした。が、わたし個人の感想は他の人とだいぶ違ってます。あくまで超個人的な感想なので寛大な気持ちで読みましょう(笑)。

 ということで、かなりギリギリに会場に着くと、会場内は人の山!ゆるめるモ!ってこんなにファンいたのか!とけっこうびっくり(笑)。ワンマンにこんだけくるなら普段のイベントももう少し行ってあげなよ、と思ったとか思わなかったとか(笑)。
 ステージ上では掟ポルシェがDJやってて、それに対して会場がえらい盛り上がってる。なんかねえ、この時点でちょっとした違和感が個人的に芽生えた感じ。

 今回のワンマンは。途中ちょっとカラオケになる所とかありましたが基本的に生バンド。
 この生バンド形態って難しいね。いわゆるストレートなロック曲にはすごくあってて空間というか世界観が拡がる感じでよかったんだけど、少し電波というかおふざけ入ってる曲だと若干の違和感が。というかこれ生バンドのせいというよりパフォーマーの組み合わせの話なのかもしれない。今回の演奏陣はかなりダイナミックな演奏が主体だったので多分それと電波系があってないつうか。

 そして巷で大好評のSWEET ESCAPE。JOJO広重なども加わってかなりスペイシーというか白熱した演奏と唄だったわけですが、うーん、、、個人的に求めてるSWEET ESCAPEと違うという(笑)。
 個人的なSWEET ESCAPEの面白さって淡々とした演奏と淡々とした唄と踊りがじわじわと酩酊的に盛り上がっていく所にあって、ああいうロック的な迫力は求めてないというか、、、。曲の方向性を決めるのは本人たちなわけで、こんなのないものねだりなんでしょうが、、、。

 というか、今回、全体的にロックなライブで、メンバー自身の「生バンドでロックなわたし達かっこいい!」と、ファンの「こういうゆるめるモ!が好きな俺たちかっこいい!」な空間が拡がってたというのかなあ、、、。

 いやもう単なる妄想いちゃもんなのは十分承知ですし、ゆるめるモ!の過程を追えば当然方向性としてこれが正しくて支持者が多いのもわかるんですが、個人的にはマジメにロックしてる人たちへのアンチテーゼというか、そういう人を軽くいなして飛翔するアイドル(じゃなくてもいいんですけど)という図式が大好きなので、白熱した演奏に熱のこもった唄とダンスってのはちょっとわたしが観たかったモノとは違うというか、、、。 批難を承知で書けば、これだと、ただの「ちょっと唄のヘタなガールズロックバンド」でしかないというか、、、

 そして、ベルハーのワンマンライブもそうだったんですが、アイドルのワンマンって熱が入るのかとにかく曲を全部やりたがる傾向にあって、そうすると、ライブ映えしない曲も普段やってない曲も一様にやるし、またそういうの全部ひっくるめた曲順にしなくちゃいけない関係で、それがかえってライブを弛緩して加速度的に盛り上がるって流れがあんまり生まれない。それはこの日のライブも同じだった気がする。

 さらに今回はゆいざらすの卒業ライブ。まあ現場で初めて知ったくらいのレベルなのでそんなヤツがワンマン行くんじゃないよ、という話ではあるんですが、この手の卒業イベントが個人的に苦手なのも今回つらかった理由の一つかなあ。乙女新党の3rdワンマンもそうだったんですが、卒業イベントってどうしてもライブの途中でイベントが挿入されるし、曲順も少し変則的だし、ラストはどうしてもコメント合戦で涙涙になっちゃうし、なんかこうモヤモヤする要因の一つ。